客席上終身雇用

140文字じゃ足りないこと

《祭り2018》3.26 泣きながら踊ったAmazing!!!!!!

 

 

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2018年3月26日夜の横浜アリーナのステージには、私の応援するSixTONES6人の姿があった。いつもはそのカッコいいユニット名より先に"ジャニーズJr."という肩書きがあって、彼らはその大きな団体の1ピースとしてアイドル活動をしてきた。そんなSixTONESが、横浜アリーナに6人だけで立ってた。そして、それを見届ける客席ぐるっと1万5000人みんなが、SixTONES6人だけを見るために集まった。私もその中の1人として、震える足でなんとか立って最後までステージを見届けられた。

 

檻に閉じ込められる形で登場してきたあの瞬間から、横浜アリーナSixTONESだけのものになった。いつかの記事で、SixTONESはいつかドームで火いっぱい噴いて火事でも起こそーぜなんて書いた気がするけど、遠い未来を描かずとも横アリで火バンバン噴いてた。正直その時は目の前のステージで何が起こっているのか全然分からなくて、ただ自分のだか他の誰かのだか分からない悲鳴の隙間で6人がBounceって歌ってて。初めて聞く曲だからか動揺が収まらないせいだからか、全然まともにペンライト振れなかったなあ。

 

耳馴染みのある大好きな曲で会場にハッピーを届けてくれた優吾くん。あの場での「旅は続くよ」は、開始早々突如としてJungleにぶち込まれたオタク達にとって、完全なるオアシスだったよ。

大我くんの歌声はやっぱり大きい場所であればあるほどどこまでも綺麗に飛んで、伸びてって。大好きな「茜空」が横浜アリーナに響くあの時間は私にとって何にも代え難い幸せだったよ。

北斗くんのソロコーナーでは観客みんなが呼吸するのを辞めたんじゃない?ってぐらい彼の世界観に釘付けだった。儚くて痛々しくて艶っぽくて、センターステージが世俗から切り離された別世界みたいに見えた。本っ当に綺麗だった。

慎太郎くんがとっつーの「V」歌ったのめちゃくちゃ意外で嬉しかったし、メンステのマンションとバックモニターの映像を上手く使ったパフォーマンスを見ながら横アリで単独やってソロコーナーがあるってこういう事か、こんな事までさせて貰えるんだって喜びを噛み締めた。

『みなさんが予想してない曲だと思うので緊張してます』って笑いながらの挨拶を終えて歌い始めたジェシーの「I LOVE YOU」、会場のざわめきったら凄かったけど、その次の瞬間からはもう皆ジェシーの歌声に陶酔してて、あの空間がそれはそれはロマンチックで。こんな歌声がジャニーズJr.のコンサートで聞けるだなんて、もはや誰が信じるんだろう?

そして下手後方から櫓に乗って現れた樹くん。これが噂のオリジナルラップか……………カッコいい以外に似合う言葉は無いな。正直シャッシャッシャッシャッ!と「HEY!HO!」の煽り、あと2番から倍速で捲し立てることぐらいしか覚えてないんだけど、やっぱり私はラップしてる樹くんが一番好きな樹くんなんだなって実感した。樹くんカッコよかった。本当に。ちゃんとリリック知りたいけど、幻ぐらいの方が価値があるかな。

 

あと覚えてる限りで書き残しておきたいとこと言えば、「BRAVE SOUL」の和太鼓→棒パフォーマンスも新鮮ですごくカッコよかったなあ。ラップパートで樹くんを囲むようにして1つの太鼓を5人で叩くとこ凄い迫力だった。

 

‪使えるものは全部使って、それでも与えて貰えないものは自分たちとファンを巻き込んで自給自足で勝ち取ってく姿が本当にどこまでもカッコいいし、与えて貰ったステージを1ミリの隙間もないぐらい自分達のカラーで埋め尽くしたSixTONESにどれだけの拍手を送れば良かったんだろう。

確かに制限があったかもしれない特効や演出も、あの場にはどんなにお金がかかった派手なそれらにも作り出せない相思相愛の一体感があった。あの場に居合わせた全てのスト担が、SixTONESの気概に応えようと全身全霊でコンサートを楽しんでるのが痛いほど伝わって、SixTONESが提供してくれる荒削りなその全てが愛おしく感じた。

デビュー組のようにコンサートDVDが発売されて特典にメイキング映像が付いてって流れは当たり前に用意されない世界だけど、それでも私たちになんとかしてステージの裏を見せようとしてくれて本当に有難うね。YouTube進出の恩恵と言われればそれまでだけど、企画してくれた樹くんと実現に取り掛かってくれた6人が健気で優しくて本当に好きだなと思った。

 

今までEXシアターや松竹座、TDCだったり色んなステージで彼らのパフォーマンスを見てきたけど、いつもキャパが足りないぞと思い続けてきた。入れず終いだった湾岸の局動画を見ながら、BE CRAZYもAmazimg!!!!!!も全部SixTONESが持つオリジナル曲はこんなキャパじゃ魅せ切れないのに…とやり切れなさすら感じた。でも今日は違う。横浜アリーナを6人だけでパンパンに埋めて、ああやって初っ端から余裕の表情で檻ぶっ壊すようなバチバチのステージで魅せてくれて。それは私が今まで色んな場所で見てきたどんなSixTONESよりも、遠くて輝かしい姿。

それでも、『昨日は緊張して眠れなかった』『リハの時に(本番お客さん居るかな?)って不安になった』って皆して笑ったり、『んな一気に喋られても何言ってるかわかんねー!(笑)』って笑いながらも、小さな会場の時みたいにいちいち私達に問いかけてくれる樹くんだったり、いつもの脱線グダグタロングMCだったり、ここまで来てもいつもの「親近感」を忘れさせてくれないSixTONESが本当に狡くて、愛おしい。本番前の楽屋で、緊張を紛らわす為に思っき叫ぶ樹くんが私は大好きだなと思ったよ。

 

 

怒涛のように畳み掛けるオリジナル曲remixを息が止まる思いで見ながら、あれなかなか出てこないな…?と思ってた矢先、すっかり耳馴染みが深くなった不穏なSEが流れ始めて「見せるからほらこっちに来いよ」って歌われた瞬間ばあって溢れた涙の止め方が分からないまま、ぐちゃぐちゃの顔で「Amazimg!!!!!!」を踊った。

日の目を見ようね、でっかくなろうね、って勝手に投げかけ続けてきたその背中が、思っていたよりもずっとずっとでっかくて泣けた。
その後に歌ってくれた「Beautiful Life」を聞きながら、この人たちに付いていけば、私が見たい景色が全部丸ごと叶う気がしてならなかった。"親愛な君と Always 共に行こう""この愛繋いで、未来へ急げ"真っ赤に染まる会場で最高に良い表情して歌う6人がどこまでも私の夢で、希望で、大好きな人で。

今日はせっかくの一回きりの晴れ舞台だから、泣いたら勿体無いから目かっ開いて見ようと思ってたのに無理だったね。

 

SixTONESの為だけに銀テープが飛び、SixTONESの為だけにWアンコールで曲が流れる今日は特別なコンサートで。いつもみたいに『いやいや、本当にやる曲無いんだって!(笑)』って言いながら流れ出したこの星のHIKARIに涙が出てきて、ソロパートで『時、止まってほしーね』って笑う樹くんが居て、また泣いた。

 

陽気でギャグセンスの塊なスト担が、こぞってあーだこーだ頭をひねって持ち込んだ予想と期待を、こうやって遥か上回る形で裏切ってくれるSixTONES。私をこんなにもドキドキさせてくれるのは、後にも先にもSixTONESしか居ない。「俺らそんなもんじゃないよ?」って不敵に笑う6人の快進撃を、これからも目で耳で肌で心で、感じられますように。

 

私はこの日皆で突き上げた拳を、涙が止まらない目を擦りながら見たAmazing!!!!!!を、絶対に忘れないよ。

 

 

 

 

 

気色悪いポエマー気質だけは本当なんとかしたい次第なんですけど、セトリ並べて感想書けるほどまともに記憶出来てないしそれでも滾る思いは褪せないしで困ったな…を解決させる為に今回はこんな形で感想を書いてみました。最初もう諦めてたんだけど、フォロワーさんに『お前のはてブ待ちしてっから!』と言われてやっぱ書きてーーー!って思い、そっからは秒の早さで完成した!特に加筆するつもりは無いので、これにてようやく私のSixTONES単独公演は本当に終了、かな。

敬愛なるSixTONES、そしてスト担の皆さん、鮮烈な春の思い出をくれて本当に有難うございました!!!!!!この幸福、ジャニオタ冥利に尽きます!!!!!!お疲れ様でした!!!!!!