客席上終身雇用

140文字じゃ足りないこと

風 is I?の備忘録〜あの夏の目撃者に〜




目が足りない。





目が足りない。





目が足りない。





噛み砕くとこんな感想。








風areの亡霊として1年下界をさまよい続けたこの私が、8月6日、TDCに居ました。




私がこの1年間「風磨くんが作るソロコンサート」にいかに想いを馳せ続けて生きたかは此処に嫌ってほど書いてきたので今回は割愛。さすがにくどい。




何故だか私のSexy名義がほんとに出来る子で、なんかもう右も左も分からない田舎者のTDCバージンの初上陸ここでいいんですか?って座席の書かれたチケットが届いて。



でも正直風areへの気持ちがバカ大きいせいで今年せっかく生で見ても円盤の風areに勝てなかったらどうしよう…とか謎な不安抱いてちょっと億劫になったりして。



そんな愚行をはかる私めを気持ちいいぐらいにフルボッコしてくれた風is初日。バイト終わって流れてきたセトリを見て、ショッピングモールの真っ暗な駐輪場でひとり膝から崩れ落ちた。


「T.A.B.O.O」「夢でいいから」「太陽の世界」「素晴らしき世界」



風磨くんの相変わらずの強火嵐担、ここでもしっかり本領発揮されてて完全にしてやられた。
自担が元祖のソロ曲を2曲も歌うなんだこの素敵な世界は。私は一体、前世でどんな徳を積んだんだろう…

太陽の世界なんてTIMEリリース時にいちばん好きで聴いてた曲…あれ、今回私が選曲したっけ…?って一瞬錯覚起こしたもんね。

そして何より素晴らしき世界
何を隠そう、私がこの人生で出会った音楽のなかでずっと1番好きな曲。ジャニーズ以外にも割と広く聞いたりライブに出向くなかでも、これまでもきっとこれからも変わらないナンバーワン。私はこの曲にめっぽう弱い。
…まあ追追書きますね。本当にしてやられた感。好き。



あとは初日に樹くんがプロデュースグッズ(ラババン・ボディシール)着用してるとのレポが流れて「ほら今年もそーいうことする〜〜〜〜〜!(涙)」ってギャン騒いで友達に「どーいうことだよ」って冷徹なツッコミ入れられたりしたけど。そーいうことだよ分かれよ。



まあとにかく、自他ともに薄々どころか濃々と勘づいてた通り「ベストオブしんどいコンサート」が無事更新されたので、毎度のことポエムくせえ羅列落とさせてください。






今回のタイトルは「風 is I?」。


OP、見慣れたブラックモニターに映し出される文字を必死に追いました。


10年前に死んでしまった風磨くん。
それを境に、なんとなくちぐはぐな関係になってしまった残されたSixTONESの6人。


そんな6人の前に、死んだはずの風磨くんが戻ってくるといった設定で始まる物語。


「海でビキニ見たかったな、サイズは問いませんから」なんて話すちび風磨くんに思わず笑いながらも、グングン高まる緊張感になんかもう吐きそうでした。



But…のイントロが流れ出した途端に現れたSixTONES6人。I'll be thereを彷彿とさせる衣装の6人が1列に並んで後光を浴びてて、分かってはいたけど「マジだ………」って思わず唖然。
P兄貴メドレー歌う風磨くんがあまりにお色気で直視できず。



fragile〜東京ドライブのTOKIOメドレーも凄まじかった。
毎回序盤に入れてくれるバンドセット好きすぎ。
去年同様のhideギターを独特のスタイルでお弾きになる樹くんに釘付けだし、髙地くんのベースが赤SGで何故か「リアコ…」ってなったし、でもなんだかんだ片足に重心かけて片手ポッケに突っ込んでスタンドマイクに手掛けて歌う風磨くんがただただかっこよくて。
fragileはもともと大好きな曲で、最後の「あの桜みたいに」って声高に歌う姿に目ショボショボさせた…
東京ドライブでステージメンバーがサングラス掛けて、グラサン厨の全私が興奮したと思ったらリーゼントグラサン三輪車軍団(ちびちゃん達と京ジェシ)が横断してきて。ジェシーの脚のリーチが長すぎて、折れ曲がっても尚訳わかんないことになってたね。
それで一気にいかちい裏の表情が綻ぶギタリスト田中さんめっためたに可愛かった。楽しかったなあ。


そのあとのSHAKEでなかなか出てきてくれない樹くんに焦ったりもしたなあ。
(どうやら出とちったらしい、可愛い)


風磨くん作詞の新曲「My Life」が曲調も歌詞もぜんぶ夏の裏っかわみたいな雰囲気で、あの空気と風磨くんにピッタリでめちゃくちゃ好きだった…!
聴き入りすぎて全然歌詞覚えて帰ってこれなかったんだけど、モニターで見たなかで覚えてるのが「果てるまで」「tequila(テキーラ)」「Hに(刻むrhythm(リズム)」だけなんだけど、いかにも私がエレクトリックショック受けそうなワードで笑いました。これは来月には擦り切れるほどに聴けるからそれまでの我慢だ…!





2度目の愛ing、「あの男が帰ってきた!」って映画予告ばりの手の込んだ映像作ってもらって裸で肉体美晒す慎太郎さん。出てきたと思ったら、溢れんばかりの「かわいい〜♡」を浴びながらしばしTDCの空気に酔いしれる慎太郎さん(※女装)
オキテで味を占めたのか、ストッキング駆使して美脚をふんだんに晒してくる7名様…バイオレンスです…
去年と同様ノリッノリで踊っちゃう風磨くんと、打って変わって気だるげに踊るというより皆を見て楽しむ樹くんがどっちも可愛い。
あとラストにメンステ中央まで寄ってきて手繋いでステップ踏む「♪手を繋ぐ〜」のところ、去年は「♪絶対離さない」で手離してダンスに戻らなきゃいけないのに目黒くんの手離さないで困らせる樹くんが可愛かったけど今年は全員最後まで無理やり手繋いだまま踊るからグッダグダでもっと可愛かった。これ伝わってる?
(あとそのステップ大我くん苦手説、足独特な曲げ方するもんね、超ヘタで超可愛くて焦った…)
とりあえず愛ingについて書きたいこと書いてみたけど、最終的に言いたいのはこちとら知らぬ間にダンス完コピしとったわ!一緒に踊れて楽しかった!





コント、今年は風磨くんもボケに回ったことで新鮮でより楽しそうだったね…!風磨くん(ボケ)イキイキしてた…!
それと逆に、気持ちボケたさ抑えつつ進行・ツッコミに徹する樹くんとってもいいお仕事してたよ!
風磨くんの盟友のりさん今年もありがとう〜〜〜!の気持ち!


太陽の世界のイントロ流れて「Ha-ha!」って聞こえた瞬間「キャーーー!」ってテンプレートな喜びかたしたのめっちゃ覚えてる。一緒に入ったお友達に「落ち着いて!ね!」って宥められた記憶がある…そもそもテンション上がりすぎて記憶薄いんだけど…
ここらへんから通路にばんばんメンバーが通り始めてビビる。僭越ながら皆さま気さくにハイタッチをしてくださるのだけど、そこでもジェシーの手がデカすぎてビビる



Hello始まって一気に「うわ!今わたし風磨パラに居る…!」って実感し出して感動しはじめるし、First Loveでは風磨くんの歌う女性の歌に思わず口開いてしまうぐらいうっとりしてしまったな。



Amazing!!!!!!とこの星も本当に楽しかったー!
ジェシーの作戦通りここでも言わせてもらうと、マジでデビューしてたよあれは〜〜〜!風磨担も皆さまシンガロングお手伝いしてくれて会場がSixTONESの空気になってたの嬉しかったなあ。あと個人的にAmazing!!!!!!あんな距離で見るのは初めてだったから終始鳥肌モノでした。やっぱAmazing!!!!!!はバケモンだね。




「叶わなかった7人でのドライブ」って体で始まるOver Flowも本当に至福の時間でした。7人が総柄シャツ着て出てきた瞬間ヒィ!って喉鳴らしちゃうくらい嬉しかった。
なんせ何も知らずに私もその日青い柄シャツ着ていっちゃったり最近の少クラ様のスタイリングに東京の方角向いて土下座しちゃうぐらい古着も柄シャツもだーいすきだったから本当に嬉しかったの!!!服被りはマジで狙ったみたいで普通に恥ずかしかった!!!
曲もね、他Gの曲をざっと予習したときに1番好きで聴きたくて「ハーッ!風磨くんくっさい選曲!」って悶えてたから本当に最高だった。
TDCが湘南と化してた。チャラいしアブないのに涼しい風が吹いてる感じ…ズルい大好き。

ただ決起会の映像この目に焼き付けたかったのにこの曲の後ろで流されちゃうから全然モニターに目やれなかったの無念。是非円盤は至急でお願いします。

(収録してくれる…よね…?)


My Lovin' Seasonでツアーぶりの「やればできんじゃん」聞いて溜息ついたり、T.A.B.O.O本家に寄せすぎな櫻井ニキ担菊池風磨くんでろでろに愛でたり。T.A.B.O.O踊るSixTONESさんが強すぎて死を覚悟したり。



リリックは涙腺にダイレクトに訴えかけてくるから危なかった。皆勤賞。1ストロークストローク刻むように弾く樹くんのギター姿も、激しく首を振りながら歌う風磨くんも、眩しすぎて思わず鼻ツンとした。
全然違うの、違うんだけど、私リリックの歌詞をずっと都合よく解釈してはオタクの歌として感情移入してしまう悪い癖があって。
だから「♪会いたいと思うだけで胸が痛むよ」って頭の歌詞だけでKOされちゃうんですよね。
「♪明日も君に会えると願う 人はそれを愛と呼ぶのかな」
ここの風磨くんが余りに良い顔をするから、ちょっと気を抜くと泣いちゃいそうでした。勿体ないから我慢した。



からの喜びの歌、ズルいね、ズルい。
中合わせて演奏する弦楽器コンビに「キャーーー!」って喜びました。樹くんのラップの間の風磨くんの得意そうな顔が本当に可愛くて、「何この2人…」って自担2人に頭抱えて、分かりきってる癖にシンプルに良い曲すぎて改めて感動して。あとは終わりを気にし始めて寂しくなったりして。なんせ感情の起伏の忙しい時間でした。
ギター弾いてた手を止めて、ヘッドマイクに手をかけながら前に出てきた樹くんのラップパート、本当にかっこよかった。



そしてここから、風磨くんの紡ぐ最終章。



そう、素晴らしき世界。



イントロが流れた瞬間のゾワゾワで、多分死ぬまで私の体から嵐は抜けないんだろうなって思ったな。この世でいちばん嬉しい諦めだった。それを教えてくれるのも、やっぱり風磨くんか。本当にズルい男!

嵐アニキ超強火の風磨くんならずっと候補に入れてただろうに、よりによって今年のサマパラで選曲してくれるところが本当にダメ。分かりすぎててダメ。
風磨くんに、Sexy Zoneに、SixTONESに、歌詞が合いすぎてダメ。


街の灯かり 輪郭描き 道なき道を照らし
今日もまた灰色の空が開けるはず君となら
I wanna say something 2 all my homies
僕はまだ旅の道中
Everything is gonna be all right
色を加え塗り描いて行く”近い将来”

この世でいちばん、いちばん好きな歌を、今心から誰よりも応援してる7人が横並びで歌う景色、ひっきりなしのオレンジと黄色の紙吹雪の隙間から覗いた、底なしに強くて優しい表情。


曲の終わりと一緒に切るシャッター、集合写真から消える風磨くんの姿。割れんばかりの拍手。
今年風磨くんが投げた"Who is I?"の答えはそれか。


1人遠くへ行った風磨くん。6人が「前を向いて歩けるように」、今日の記憶を消してほしいと願う風磨くん。もちろんこのストーリーのなかの一節なのに、何故か現実とリンクしてしまって仕方なかった。


MCでカミングアウトした(せずとも皆分かっていたことだけど)俺はSexy ZoneよりもSixTONESの方がしっくりくるって話。
それでも風磨くんはSexy Zoneで。もうSexy Zoneとして6年目を歩いていて。
精神的な決別、そして離れた点と点が未来で交わるといいな、交わらせような、そんなアナザーストーリーを思い浮かべてしまうようなお話でした。




強く思いました。見えました。
「売れような」って言った風磨くんと強く頷いた6人の、それぞれの近い将来。




Sexy Zoneも、SixTONESも。
「近い将来」、色を加えて塗り描いてこうね。









…私が風 is I?で感じたことはこのぐらいです。

あと、あともうすこし残しておきたいことをちょろちょろと。








わたしの中でSixTONESは今みたいにJr.としてユニットとして応援するよりも前から、「SixTONES a.k.a. 菊池風磨という男のアツいところも優しいところも、誤解されやすい良いところを全部丸ごと分かってくれてる腐れ縁メンツ」って認識で居たから、オーラスのレポを読み漁りながら勝手に原点回帰した気持ちで泣きました。


正直、MCでのウェルセク時ずっとJr.の楽屋に居たってエピにはドキッとするものがあったし、少なくとも過去2年のソロコン観てても風磨くんがSexy Zoneでは絶対にしない顔をするなと思っていたし、それでもその関係がとっても好きだったから私は嬉しかった。そんな風磨くんが意地らしくて好きだなと思ってた。

でも、そんな表情を向けられる相手である樹くんに「Sexy Zoneに居る風磨が好き」って言われて「俺も」って笑う風磨くんが居る2017夏、ぶっちゃけ少なくとも今年のツアーを観るまでは想像もできなかったなと思います。
(あとそれを樹くんが言うってのがアカンポイントだよね…内側から見ても今の風磨くんはそう映ってるんだなって思うと嬉しかった、ああやって本人居ない所で飲みながら「遅えんだよな風磨は(笑)」って語られてそう、無理好き)




いつだって現状に抗って抗って、時にいきがっては誤解されて、そうやって踠きながらも自分の道を進む風磨くんが好きだった。

でも、グループから出て自分の理想のステージを作ることへの開放感や楽しさだけじゃなくて、ホームである自分の居場所への誇りと責任と、確かな愛情までも引っさげて尚作るステージだからあんなに優しい空気になるんだろうな、って。

今の、すべてを認めて受け入れて愛したうえで戦闘態勢を崩さない風磨くんは強い。

風磨くんがどんどん大きくなる気がして本当に楽しみです。わーん、好きだ。




何より、風磨くんの「やりたいこと」を一緒に叶えられるのが、SixTONESの6人であることが嬉しいなって。





近い距離に居るからこそのデビューしてるかしてないかって、やっぱり大きいよね。

でも、デビュー出来てからだって、そりゃ歯痒いことも沢山あったよね。



そんなお互いの歯痒さを、言葉にしなくてもちゃんと理解しあってる風磨くんとSixTONESの関係って本当に素晴らしいなって。




なんなんだあの両想いの境地は!!!!!!!




とにかくぶきっちょな風磨くんの愛で溢れてて、本当に幸せな空間でした。





本当に贅沢で楽しくて、こんなに思い出すだけで恋しくて戻りたくて余韻にぶち殺されそうなコンサートもなかなかないよ本当。だってもう今日で終わりでいいもん、2017年の夏。
この儚さごとまるっと愛してるよ、ジャニーズの皆が魅せてくれる景色すべてに、いつだって恋焦がれてる。




きっとこれから夏が来るたびに思い出す、そんな時間に出会えて本当に良かった。




しっちゃかめっちゃかな今までが全部、全部まるごと報われた瞬間でした。
私の好きな人たちね、ほんとに最高なんすよ。



相変わらずの収拾付かなさだけど、もうとにかくあーー!!大好き!!!!!ジャニーズって本当すげえや、もういいから黙って全員幸せになれよ!!!!!!!!コノヤロー大好きだよ!!!!!!という気持ちでいっぱいです。キャパシティはオーバーなんです。




風磨くん、SixTONES、本当にお疲れさまでした。






最高にやかましくってエモい夏を、どうもありがとう!!!!